【FC】お宝ゲーム「クライシスフォース」ドットで再現された弾幕シューティングの名作2017/10/01
なんらかの理由で価格が高騰し、その道のマニアからノドから手が出るほど欲しがられている「お宝」。
もちろんゲームの分野においても、発売後から現在において価格が大幅に上昇した「お宝ソフト」というものは存在しています。
今回は、ファミリーコンピュータで発売されたお宝ゲーム「クライシスフォース」をご紹介します。
「クライシスフォース」とは?
(出典:https://www.youtube.com/watch?v=Us57brg0DdQ)
〇基本情報
機種:ファミリーコンピュータ
発売日:1991年8月27日
発売元:コナミ
ジャンル:サイドビューアクション
当時価格:6,480円
現在相場:約5,000円~13,000円前後
買い取り相場:4,000円~10,000円前後
コナミが1991年に発売したオリジナル作品で、ファミコンでは滅多に見られない2人同時プレイが可能な弾幕シューティングゲームとなっています。
ゲーム内容は、世紀末を舞台に2人の兄妹「アスカ」と「マヤ」が、兵器「オーラウィング」に乗り込み世界を救うというもの。
ステージ構成は全7面、操作方法はBボタンでショット(押しっぱなしで連射可)、十字キーで移動、そしてAボタンでオーラウイングの変形が行えます。
このオーラウイングは「フロントオフェンサー」「サイドオフェンサー」「リアオフェンサー」の3形態へ変形可能で、形態ごとにそれぞれ攻撃方法が異なるため、状況に応じて使い分ける戦略性が求められます。
また難易度が3つ用意されており、初心者から熟練したシューターまで自分に合った難易度でゲームが遊べる点も魅力の一つ(ただし簡単すぎるという声も)。
ファミコン作品ながらグラフィック描写が非常に凝っており、各ステージのラストでは自機を遥かに上回る巨大ボスが待ち受けています。
オリジナルシューティング作品ながらも、ファミコンの限界に挑んだクオリティの高さもあいまって、知る人ぞ知る名作として扱われてきました。
お宝化の原因は隠れた名作だから
(出典:https://www.youtube.com/watch?v=sp6EdMcZpSo)
「クライシスフォース」が発売されたのは1991年、既にスーパーファミコンが登場していたこともあり、ファミコンソフトへの注目度はやや薄れ始めていました。
その状況もあいまってか、本作は高いクオリティを保ちながらも、多くのプレイヤーに触れられることなく時が経ってしまったように見受けられます。
2017年現在もダウンロード版などは配信されていないため、箱説なしで5,000円前後、箱説ありの美品で13,000円は下らない価格となっており、入手難易度はやや高い部類に入りますね。
(まとめ)
前述の通り、バーチャルコンソール版などは一切配信されていないので、今から遊ぶとなるとファミコン版のソフトを手に入れる必要があります。
コレクション目的で収集する場合も、オークションや各ショップをこまめにチェックしておくと良いでしょう。
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