【SFC】お宝ゲーム「46億年物語 はるかなるエデンへ」億年の時を経て生物の進化を辿るアクションRPG2017/09/26
なんらかの理由で価格が高騰し、その道のマニアからノドから手が出るほど欲しがられている「お宝」。
もちろんゲームの分野においても、発売後から現在において価格が大幅に上昇した「お宝ソフト」というものは存在しています。
今回は、スーパーファミコンで発売されたお宝ゲーム「46億年物語 はるかなるエデンへ」をご紹介します。
「46億年物語 はるかなるエデンへ」とは?
(出典:https://www.youtube.com/watch?v=mQG5nm0XbLE)
〇基本情報
機種:スーパーファミコン
発売日:1992年12月21日
ジャンル:アクションRPG
当時価格:約10,368円
現在相場:約5,000円~2,0000円前後
買い取り相場:6,000円前後
舞台は太古の地球、30億年の時を経て有機生命体から魚類へと進化したプレイヤーは、地球の化身である「ガイア」に導かれながら進化の歴史を辿ることに。
ゲームジャンルはオーソドックスなアクションRPGで、5つの章から成り立つ物語を進行させながら、生物を進化させるのがゲームの目的です。
敵を倒すと出現する肉を使うことで、自身のアゴ、ツノ、後頭部、首、胴体、手足、背ビレ、尾といった各パーツを成長させられ、その育成具合で進化先の生物が決まる仕様(条件を満たすと鳥類や二足歩行の哺乳類への進化も可)。
進化先の生物をある程度プレイヤーで選べるほか、ゲーム中でクリスタルを使用すれば通常ではありえない架空の生物へ進化する事もできます。
シリーズ作品は?
本作はPC-98用ソフトとして1990年に発売された「46億年物語-THE 進化論-をスーパーファミコン向けにアレンジしたもので、PC-98番と比べて若干コミカル路線へ変更・難易度も低めに調整されています。
両作品とも大まかな設定は大差ありませんが、PC-98版は敵と戦闘する際にコマンド入力式のバトルへと移行するため、アクション要素が強いスーパーファミコン版と比べると別ゲーとする声も。
またストーリーは後半に進むに連れて「進化」よりも「呪魔と戦う」意義が強くなる為、スケールの大きさもあいまりカオスな方向へ向かっていくことに。
そういうわけで、PC-98版はややシリアス・スーパーファミコン版はコミカル、と路線やテイストが少々異なる点が特徴として挙げられますね。
お宝化の原因は出荷本数の少なさか
(出典:https://www.youtube.com/watch?v=Mk7sRIZ5cr4)
約25年前のゲームでありながら面白く、2017年の現在でも遊べば普通に楽しめます。
それ故、なかなか市場で見かけない(在庫が少ない)ことも相まって価格が高騰しているのではないでしょうか。
またダウンロード版なども配信されていない点も、本作品のお宝化に拍車をかけているかもしれません。
(まとめ)
VCなどのダウンロード版は配信されていないので、今から遊びたい場合はスーパーファミコン版のソフトを手に入れる必要があります(PC-98版の入手はさらに困難)。
オーソドックスなアクションRPG、そして「進化」をテーマにした壮大なスケールで描かれるゲームですので、気になる方はオークションやショップなどをチェックしてみてはいかがでしょうか。
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