【FC】お宝ゲーム「ギミック!」ファミコン史上1、2を争うお宝アクションゲーム2017/10/14

なんらかの理由で価格が高騰し、その道のマニアからノドから手が出るほど欲しがられている「お宝」。

もちろんゲームの分野においても、発売後から現在において価格が大幅に上昇した「お宝ソフト」というものは存在しています。

今回は、ファミリーコンピュータで発売されたお宝ゲーム「ギミック!」をご紹介します。

 

「ギミック!」とは?

(出典:https://www.amazon.co.jp)

〇基本情報
機種:ファミリーコンピュータ
発売日:1992年1月21日
発売元:サンソフト
ジャンル:横スクロールアクション
当時価格:6,696円
現在相場:約36,000円~80,000円前後
買い取り相場:25,000円~50,000円前後

本作はファミコン市場末期に発売された作品で、知名度は低いものの、歯ごたえのある難易度とアクション性で、ファンからは「隠れた名作」として扱われています。

主人公の『ゆめたろー』を操作してステージを攻略する横スクロールアクションで、同社から発売された「へべれけ」のシステムを発展させた形と言えます。

また『ゆめたろー』は星を作りだすことができ、敵にぶつけて倒せる他に足場として利用可能です。

この星を上手く使えるかどうかで、本作の難易度が大きく変わると言っても過言ではありません。

タイトル通り、思わぬ閃きで突破できるギミックが多数仕掛けられており、ファミコンながらもハイクオリティなアクション性に仕上がっています。

全体的に良くできた作品ですが、欠点としては高すぎる難易度がたまにキズ(人によっては嬉しいかもしれませんね)。

アクションゲームに慣れ親しんだ方は勿論、「あんまりアクションゲームってプレイしたことがない」という方にも手に取ってもらいたい作品です。

 

知名度の低さからお宝化

(出典:https://youtu.be/s4V6WTej1Xc)

本作が発売された1992年は既にスーパーファミコン市場へ移行しており、ファミコンソフトである本作の知名度はそこまで高くありません。

しかし、高いクオリティに加え「星のカービィ」生みの親である「桜井政博」氏絶賛ということで、みるみる価格が高騰化。

現在では箱説なしで30,000円、箱説ありの美品なら80,000円の値がつく超お宝ソフトへと化けました。

 

(まとめ)
幸い本作は「メモリアル☆シリーズ サンソフトvol.6」やproject EGG版へ移植されているので、遊ぶだけならそこまで難しくありません。
コレクション目的でファミコン版のソフトを手に入れるなら、オークションサイトや各ショップの在庫をこまめにチェックしておきましょう。

 

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