【SFC】お宝ゲーム「メタルスレイダーグローリーディレクターズカット」スーパーファミコン最後の作品となったSFADV2017/10/20

なんらかの理由で価格が高騰し、その道のマニアからノドから手が出るほど欲しがられている「お宝」。

もちろんゲームの分野においても、発売後から現在において価格が大幅に上昇した「お宝ソフト」というものは存在しています。

今回は、SFCで発売されたお宝ゲーム「メタルスレイダーグローリーディレクターズカット」をご紹介します。

 

「メタルスレイダーグローリーディレクターズカット」とは?

 

(出典:https://www.amazon.co.jp)

 

〇基本情報

機種:スーパーファミコン

発売日:2000年11月29日

発売元:任天堂

ジャンル:SFADV

当時価格:7,020円

現在相場:約13,000円~20,000円前後

買い取り相場:7,000円~10,000円前後

 

2000年にニンテンドーパワー書き換え専用ソフトとして発売されたゲームで、スーパーファミコン最後の作品となりました。

本作の内容は1991年にファミコンで発売された「メタルスレイダーグローリー」が元となっており、単なる移植ではなく新規グラフィックの採用やカットされていたシナリオが収録されています。

そこで、ディレクターズカット版の内容を説明する前に、ファミコン版について軽く説明していきます。

※以下ファミコン版の内容

 

・ゲームジャンルはコマンド形式で進行するADVゲームで、各キャラからの情報収集、選択肢でのルート変更など、オーソドックスな作りながらも高い完成度を誇る。

・キャラデザインを漫画家の「☆よしみる」氏が担当しており、ファミコンでは珍しいアニメ調のキャラが多数登場。

・特筆すべき点は特殊チップを採用したことで、ファミコンの限界に挑んだグラフィックがいかんなく描画されていること。

・前述したキャラは一定時間で瞬きをしたり、テキストに合わせて口を動かしたりと、2017年現在では当たり前だが、発売当時は目新しい技術であった。

・SFテイストが濃いストーリーは、ファミコンでは最大容量となる8メガビットカセットへふんだんに凝縮されてるほか、データ保存にバックアップではなくパスワード形式を採用している。

 

以上に加えて、ディレクターズカット版では以下の要素が追加されています。

 

・新たなシナリオ挿入に伴う選択肢や専用テキストの追加

・終盤の戦闘でのみ、キャティとエンカイをパートナーキャラに設定することが可能に

・エンディングで主要キャラ集合の描きおろしイラストが表示

 

上記のようにファミコン版では完全に語られることのなかったストーリーを、細かく補完する形で作られています。

 

出荷数の少なさ&限定版の存在でお宝化

 

(出典:https://www.nintendo.co.jp/titles/20010000016407)

ファミコン版と同様に出荷数がそこまで多くなく、またスーパーファミコン最後の作品というだけあって価格が高騰しています。

通常版は箱説なしで15,000円前後だが、ポストカード5枚同梱のプリライト版は20,000円オーバーになる可能性が。

現在はWii Uでファミコン版とディレクターズカット版の両方がバーチャルコンソールで配信中です。

(まとめ)
前述の通り、現在はバーチャルコンソール版が配信されているので、単純に遊ぶだけなら比較的簡単な部類に入ります。
コレクション目的で書き換え版を入手するなら、オークションサイトや各ショップの在庫を常にチェックしておくと良いでしょう。

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