PS4版「シェンムー3」ファーストトレイラーがついに公開!2017/09/06
2015年6月に製作が発表された大作RPG「シェンムー3」、そのPS4版ファーストトレイラーがYoutubeにて公開されました。
トレーラーでは、主人公としてお馴染みの芭月涼を始め、ヒロインの玲莎花や初のお目見えとなる新キャラクターが登場。
約1分半と短いものですが、PS4/PCと前作から16年の時を超え最新ハードで描かれた美麗な世界観は一見の価値ありです。
開発資金の調達はKickstarterで
(出典:https://www.youtube.com/watch?v=UweI4Ra2QbM)
ゲームの製作において欠かせないものと言えば開発資金ですが、シェンムー3の開発資金はKickstarterによるクラウドファンディングで調達されました。
昨今インディーズゲームや新規タイトルの開発資金調達の手段としてポピュラーなクラウドファンディングですが、シェンムー3のクラウドファンディングで集まった資金は何と約630万ドル、日本円にして約7億円となる大金です。
これはKickstarterにおけるビデオゲームカテゴリ内で1位となる調達額で、シリーズ展開から15年以上経つにもかかわらず、未だに多くのファンを魅了している証拠と言えるでしょう。
また本作では、調達した資金の額によってゲーム内に様々な要素が追加される運びとなっており、2017年8月現在ではスキルツリーシステム、好感度システム、芭月涼以外のサブキャラを動かせるシステムなどの実装が予定されています。
「FREE」を自称したシェンムーの世界観とは
(出典:http://shenmue.link/characters/)
初代シェンムーが発売された1999年は、まだオープンワールドタイプのRPGが世間にほとんど普及しておらず、DC(ドリームキャスト)で描かれた精細なグラフィック、街の一般人に至るまで設定された自律行動プログラムなどで大きな話題を呼びました。
特に開発資金は破格の70億円と、2007年までゲーム開発部門のギネス記録を飾っており、現在でも色あせない自由度の高さは、「FREE」という新ジャンルとして発売元であるセガ(現セガホールディングス)が自称するほど。
それだけシェンムーというゲームは、当時としては未知数とも言えるオープンワールドタイプのゲームシステムに、衝撃の嵐を巻き起こしたのではないでしょうか。
2001年に発売されたシェンムー2より15年間、ストーリーが未完のままその息吹は無くなってしまったかに思われましたが、シェンムー3のプロジェクトによって再びブームを巻き起こしてもらいたいですね。