【MD】お宝ゲーム「幽☆遊☆白書 魔強統一戦」幽助や飛影が暴れまくる4人同時格ゲー2017/10/02
なんらかの理由で価格が高騰し、その道のマニアからノドから手が出るほど欲しがられている「お宝」。
もちろんゲームの分野においても、発売後から現在において価格が大幅に上昇した「お宝ソフト」というものは存在しています。
今回は、メガドライブで発売されたお宝ゲーム「幽☆遊☆白書 魔強統一戦」をご紹介します。
「幽☆遊☆白書 魔強統一戦」とは?
(出典:http://www.saruyama-gamesoft.com/oldgamemdp8ya.htm)
〇基本情報
機種:メガドライブ
発売日:1994年9月30日
発売元:セガ・エンタープライゼス
ジャンル:対戦格闘
当時価格:8,800円
現在相場:約6,000円~13,000円前後
買い取り相場:4,000円~9,000円前後
本作は、冨樫義博氏の人気マンガ「幽☆遊☆白書」が題材の対戦格闘ゲームで、4人同時プレイが可能な当時としては珍しいシステムでした。
開発を担当したのは「ガンスターヒーローズ」、そして後に「ガーディアンヒーローズ」を手掛けた「トレジャー」。
発売時の1994年は「ストリートファイター2」を皮切りにした格闘ゲームブームの真っ只中で、2D・3D問わず様々な格ゲー作品が登場しましたが、その中でも類を見ないシステムを採用したのが本作です。
ゲームシステムはライン制の2D格ゲースタイルで、複雑なコマンド等は要求されず、パーティーゲーム感覚で楽しめるのがポイント。
基本的には3すくみ(投げ・打撃・防御)も重要ですが、防御中はどんなに攻撃をくらってもライフが削られない、投げからの追撃が簡単、などの仕様で初心者でも練習すれば問題なく戦えます。
使用可能なキャラは「幽助」「桑原」「蔵馬」「飛影」「幻海」「酎」「陣」「戸愚呂(弟)」「戸愚呂(兄)」「仙水」「樹」。
これら各キャラの性能に差が感じられない作りとなっており、どのキャラを選んで対戦してもある程度がバランスが取れるので、自分が好きなキャラを使って戦えるは原作ファンにとっても嬉しい仕様ではないでしょうか。
また各キャラの設定を考慮した作りで、徹底した原作再現が図られています(特に蔵馬と幻海は変身後のボイスを別声優がしっかり演じているこだわり様)。
高い完成度ゆえお宝化に拍車がかかった
(出典:https://www.youtube.com/watch?v=j8eUZd-Dwm0)
本作はスーパーファミコンの人気や次世代機の足音が聞こえ始めた1994年に登場、しかもメガドライブ作品となったことで、市場流通量がそこまで多くありませんでした。
加えて当時では異例の4人同時対戦システムで評価も高いことから、隠れた名作として価格の高騰に拍車がかかったと思われます。
2017現在も残念ながら版権の関係上ダウンロード版などは配信されておらず、また今後の移植に関しても難しいところです。
(まとめ)
前述の通りダウンロード版は無いので、今から遊ぶならメガドライブ本体とソフトを用意する必要があり、入手はやや難しいでしょう。
「それでも気になる!」という方は。オークションサイトや各ショップをこまめにチェックしておくと良いかもしれません。
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