【FC】お宝ゲーム「暴れん坊天狗」天狗×アメリカ=バカゲーの尖り具合が凄い2017/09/27

なんらかの理由で価格が高騰し、その道のマニアからノドから手が出るほど欲しがられている「お宝」。

もちろんゲームの分野においても、発売後から現在において価格が大幅に上昇した「お宝ソフト」というものは存在しています。

今回は、ファミリーコンピュータで発売されたお宝ゲーム「暴れん坊天狗」をご紹介します。

 

「暴れん坊天狗」とは?

 

(出典:https://www.youtube.com/watch?v=f9LkD_e85ec)


〇基本情報

機種:ファミリーコンピュータ

発売日:1990年12月4日

ジャンル:横スクロールシューティング

当時価格:約7,020円

現在相場:約13,000円前後

買い取り相場:3,000円~6,000円前後


ゲーム内容を端的に表すなら、本作のキャッチコピーよろしく「エキサイティング」そのもの。

何故か日本古来に伝わる天狗が、邪悪な生命体によって支配されたアメリカを救う物語は、ゲームを手に取ったプレイヤーに強烈なインパクトを与えます。

ジャンルは横スクロールシューティングで、天狗から発射される目玉や唾を敵にぶつけて倒していくのですが、同時に建築物も破壊されていくので、助けにきたのか壊しにきたのか微妙なところです。

敵である邪悪な生命体もパンチが効いており、1面のボスは何と改造されて兵器と化した「自由の女神像」、この尖りっぷりは数あるファミコンゲームの中でも群を抜いています。

肝心の難易度ですが、天狗の操作が独特、アイテムを取るまで弾が1発しか撃てない、自機を含め各キャラのスピードが速く回避行動が困難、などの仕様でエンディングはまさにイバラの道でしょう。

これら理不尽とも言える仕様の数々で、当時はク〇ゲーと批判されることも多かったのですが、ゲーム雑誌やネットのコミュニティで取り上げられた所以で、現在はバカゲーとしても認識されています。

ちなみにNES版(海外のファミコン)では、天狗が落ち武者に変更されています。

 

お宝ゲーム化の原因はバカゲーとして認識されたから

(出典:https://www.youtube.com/watch?v=impBrfTDv8g)


出荷本数が原因というよりも、雑誌やネットの影響でバカゲーとして認識されたことにより、マニアからの需要が高まったことで価格が高騰したと考えられます。

またダウンロード版なども配信されていないため、現状遊ぶためにはソフトを手に入れる必要がある点も、お宝化に拍車をかけているかもしれませんね。

とは言っても、お宝ゲームの中では比較的手に入りやすい部類なので、「ファミコンのバカゲーが欲しい」という方への入門用としてはピッタリです。

 

(まとめ)
上記の通り、今から遊んでみたい場合はファミコン版のソフトを手に入れる必要があります。
現状値崩れなどは起きていないので、気になる方はオークションやショップの在庫等をチェックしておきましょう。

 

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