【FC】お宝ゲーム「メタルスレイダーグローリー」ファミコンの限界に挑んだアニメ風ADV2017/09/29
<冒頭文>
なんらかの理由で価格が高騰し、その道のマニアからノドから手が出るほど欲しがられている「お宝」。
もちろんゲームの分野においても、発売後から現在において価格が大幅に上昇した「お宝ソフト」というものは存在しています。
今回は、ファミコンで発売されたお宝ゲーム「メタルスレイダーグローリー」をご紹介します。
「メタルスレイダーグローリー」とは?
(出典:http://www.heroine-love.com/metalsladerglory_ad.html)
〇基本情報
発売日:1991年8月30日
ジャンル:SFADV
当時価格:8,900円(税別)
現在相場:約13,000円前後
買い取り相場:5000円前後
ゲームジャンルはコマンド形式で進行するADVゲームで、人物から話を聞いたり周辺の状況から手がかりを探したりと、システム周りは割とオーソドックス。
しかし、キャラデザインを漫画家の「☆よしみる」氏が担当しており、ファミコンでは珍しいアニメ調のキャラが登場します。
特筆すべき点は特殊チップを採用したことで、ファミコンの限界に挑んだグラフィックがいかんなく描画されていること。
前述したキャラは一定時間で瞬きをしたり、テキストに合わせて口を動かしたりと、今では当たり前ですが発売当時は驚いたプレイヤーも多くいました。
SFテイストが濃いストーリーは、ファミコンでは最大容量となる8メガビットカセットへふんだんに凝縮されてるほか、データ保存にパスワード形式を採用しているのも特徴です。
出荷数が少ないためお宝ゲームに
(出典:http://www.takashinoblog.com/entry/2015/07/18/182717)
発売当時の価格は8,900円(税別)、しかし2017年現在の相場は約13,000円と大幅に上昇していることが分かります。
価格高騰の理由ですが、単純に「メタルスレイダーグローリー」の出荷数が少なく、またファミコン末期のソフトでありながら、ゲームの出来が良かったことも挙げられます。
ちなみに2000年11月29日には、様々な要素が追加された「メタルスレイダーグローリーディレクターズカット」がニンテンドーパワーで発売されており、こちらも同じくお宝ゲームとして認識されています。
「メタルスレイダーグローリー」はソフト+箱のみだと10,000円前後ですが、付属のビジュアルポスターの有無で値段が大きく変わるようです。
またディレクターズカット版は15,000円前後となり、ポストカード5枚同梱のプリライト版は20,000円オーバーになる可能性も。
やはり「☆よしみる」氏がキャラを手掛けているだけあって、付属のポスター等もコレクション要素が高いのでしょうか。
(まとめ)
「メタルスレイダーグローリー」が発売された当時は既にスーパーファミコンが登場しており、ファミコン末期において出荷数が少ないためお宝ゲームとなったのかもしれません。
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