【FC】お宝ゲーム「メタルストーム」重力がテーマの骨太SFアクションゲーム2017/10/05

なんらかの理由で価格が高騰し、その道のマニアからノドから手が出るほど欲しがられている「お宝」。

もちろんゲームの分野においても、発売後から現在において価格が大幅に上昇した「お宝ソフト」というものは存在しています。

今回は、ファミリーコンピュータで発売されたお宝ゲーム「メタルストーム」をご紹介します。

 

メタルストーム」とは?


(出典:http://www.suruga-ya.jp/product/detail/160000751001)


〇基本情報

機種:ファミリーコンピュータ

発売日:1992年4月24日

発売元:アイレム

ジャンル:サイドビューアクション

当時価格:7,020円

現在相場:約13,000円~20,000円前後

買い取り相場:5,000円~7,000円前後


「メタルストーム」は、1992年のファミコン市場末期にアイレムから発売された、サイドビューアクションゲームです。

ストーリーは当時流行っていたロボットSFをベースにしていて、プレイヤーは重機動歩兵ストームガンナーにして乗り込み、暴走を始めた機動惑星ギガデスへと旅経ちます。

ステージは全7面構成となっており、アクションゲームにしては珍しく、何回ミスしても再開できるフリーコンティニュー制を採用しています。

本作を語る上で外せないのは、何と言っても「重力反転」システムでしょう。

これは文字通り十字キー上+Aボタンを入力して重力を反転させるもので、通常では進めないルートを突破できるほか、敵やトラップを避ける際にも大いに役立ちます。

しかし、重力反転のギミックを使いこなすことが前提なステージ構造のため、結果としてゲームの難易度が高いのもまた事実。

また自機にライフなど存在せす、敵弾に1発でも触れると即死というある意味で男らしいゲーム性がたまりません。

敵の行動パターンやギミックを把握する必要がある「覚えゲー」要素が強めですが、しっかりギミックや敵の行動パターンを把握すれば、アクションが苦手なプレイヤーでもクリアできます。

しかし、本当のエンディングを見るためには更に難易度が上昇した2週目(エキスパートモード)をクリアする必要があるので、完全クリアを目指す場合は相当の覚悟が必要でしょう。

 

お宝化の原因は「隠れた名作」だから

(出典:http://touhoudougamatome.blog.fc2.com/blog-entry-142.html)

メタルストームが発売されたのは1992年、既にゲーム市場はスーパーファミコンで賑わっており、本作はそこまで有名という訳でもなく、どちらかと言えばマイナーな部類に入ります。

しかし、システム、グラフィック、音楽が高いクオリティで完成されているため根強いファンが多く、またダウンロード版も配信されていないため、ファミコンソフトの需要が増え価格が高騰したのではないでしょうか。

余談となりますが、完全オリジナル&知名度が全くない状態から本作を発売することを躊躇ったアイレムは、まずは1990年に海外で販売を開始し、ユーザーから高い評価を得た状況を見て、2年後の1992年に日本で発売しました。

 

(まとめ)
VCなどのダウンロード版は配信されていないので、今から「メタルストーム」を遊びたい場合は、ファミコン版のソフトを手に入れる必要があります。
しかしソフトのみで約15,000円、箱説ありだと20,000前後と決して安くなく、そもそも目にする機会があまりないので、気になる方はオークションなどをチェックしておくと良いかもしれません。

 

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