【FC】お宝ゲーム「高橋名人の冒険島Ⅳ」ハドソンがおくるファミコン最後のゲームとは2017/10/19
なんらかの理由で価格が高騰し、その道のマニアからノドから手が出るほど欲しがられている「お宝」。
もちろんゲームの分野においても、発売後から現在において価格が大幅に上昇した「お宝ソフト」というものは存在しています。
今回は、ファミリーコンピュータで発売されたお宝ゲーム「高橋名人の冒険島Ⅳ」をご紹介します。
「高橋名人の冒険島Ⅳ」とは?
(出典:https://ameblo.jp/matrix1234/entry-12212922782.html)
〇基本情報
機種:ファミリーコンピュータ
発売日:1994年6月24日
発売元:ハドソン
ジャンル:横スクロールアクション
当時価格:6,264円
現在相場:約13,000円~40,000円前後
買い取り相場:8,000円~20,000円前後
1994年にハドソンから発売された横スクロールアクションゲームで、市場に出回る公認ソフトとしてはファミコン最後の作品。
「高橋名人の冒険島」シリーズは以下の通りです。
・高橋名人の冒険島(1986年9月12日発売)
・高橋名人のBUGってハニー(1987年6月5日発売)
・高橋名人の冒険島Ⅱ(1991年4月26日発売)
・高橋名人の新冒険島(1992年6月26日発売)
・高橋名人の大冒険島(1992年1月11日発売)
・高橋名人の冒険島Ⅲ(1992年7月31日発売)
・高橋名人の冒険島Ⅳ(本作)
・高橋名人の大冒険島Ⅱ(1995年1月3日発売)
基本的なゲーム内容は初代からほぼ変わりませんが、「高橋名人の冒険島」シリーズの中では初心者向けの難易度となっています。
大まかな物語は、「ナスビ大魔王によってさらわれた恐竜たちを助けに高橋名人が冒険にでる」という分かりやすいもの。
これまでになかったパスワード制が導入されることで、ゲームの攻略が幾分かは楽になりました。
また本作は公認ファミコンソフト最後の作品であると共に、「ハドソンのファミコンソフト中で一番販売本数が少なくなった」という逸話があります。
出荷数の少なさからお宝化
(出典:https://youtu.be/2LaaxD7UL1w)
前述の通り、発売された1994年は既にファミコン市場末期で、スーパファミコン成熟と共にプレイステーションやセガサターンなど次世代機の足音が聞こえつつあった時代です。
そうした状況も相まってか、本作は市場流通量が少なく、箱説なしの中古品で13,000円前後、箱説ありの美品だと40,000円~50,000の値がつくお宝ソフトとなりました。
(まとめ)
「高橋名人の冒険島」はWii U/ニンテンドー3DSでバーチャルコンソール版が配信されていますが、「高橋名人の冒険島Ⅳ」は残念ながら配信されていません(ハドソンベストコレクションVol.6に収録/GBA)。
コレクション目的でファミコン版を入手する場合も、オークションサイトや各ショップの在庫をこまめにチェックしておくと良いでしょう。
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