【FC】お宝ゲーム「バトルトード」レア社テイストが光るアメコミアクションの名作2017/10/17

なんらかの理由で価格が高騰し、その道のマニアからノドから手が出るほど欲しがられている「お宝」。

もちろんゲームの分野においても、発売後から現在において価格が大幅に上昇した「お宝ソフト」というものは存在しています。

今回は、ファミリーコンピュータで発売されたお宝ゲーム「バトルトード」をご紹介します。

 

「バトルトード」とは?

 

(出典:http://www.yugiyahiranonetshop.com/product/16676)

 

〇基本情報

機種:ファミリーコンピュータ

発売日:1991年12月20日

発売元:メサイヤ

ジャンル:ベルトスクロールアクション

当時価格:6,500円

現在相場:約8,000円~15,000円前後

買い取り相場:5,000円~10,000円前後

 

アメコミ調のデザインが特徴的なアクションゲームで、タイトルの通りカエルが主役となっています。

日本での発売はメサイヤですが、開発は「スーパードンキーコング」や「バンジョーとカズーイの大冒険」を生み出したイギリスのレア社が担当。

基本的なゲーム内容はベルトスクロールアクションとなっており、凝ったギミックの数々や要所で挟まれる乗り物ステージの存在で、ファミコン作品ながらも高いバラエティー性を誇っているのが特徴。

特筆すべきは攻撃や移動のアクションで、ヒット時に体のパーツが大きくなる、敵を巻き込んで吹っ飛ばせる等の仕様で爽快感はバツグンです。

またグラフィック面でも力が入っており、敵の弾で画面にヒビが入る演出、終盤で足場が3D風に回りだす演出は、どちらもファミコンの描画能力を最大限に生かした結果と言えます。

一方で洋ゲーらしく初見では突破できないようなギミックも多く、またコンティニューも回数制限があるので、いわゆる「覚えゲー」ライクな側面を持っているのも事実。

しかし理不尽とまでは行かないので、繰り返し根気よくプレイすればエンディングまでは何とかなる難易度設定なのがミソですね。

ちなみに余談となりますが、海外版は敵の増加やシビアな操作性によって、日本版以上に恐ろしいまでの難易度に仕上がっています。

 

クオリティの高さと知名度の増加によってお宝化

 

(出典:https://www.youtube.com/watch?v=N__q7Q8VYnM)

本作はバーチャルコンソール版が配信されていないことに加え、TY番組「ゲームセンターCX」で取り上げられたことにより価格が高騰しました。

現在の相場は箱説なしで8,000円前後、状態の良い箱説ありなら15,000から20,000円前後の相場となっています。

しかし、XBOX Oneで配信されたダウンロードソフト「レア リプレイ」に本作(海外版)が収録されているため、以前と比べて幾分かは遊び安くなったようです。

 

(まとめ)
前述の通り、既にXBOX Oneを持っているならダウンロードソフト「レア リプレイ」を購入することで簡単に遊ぶことができます。
しかし、コレクション目的でファミコン版のソフトを手に入れたいなら、オークションサイトや各ショップの在庫をこまめにチェックしておきましょう。

 

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